葵が修復サービスを再開した理由

お手入れ・浄化方法

葵は一時期、他のメーカーのブレスの修復はお断りをしていました。
それは、穴の開け方の基準が異なったり、適切なワイヤーの取り扱いがなかったり
といった事情で、お客様のご期待に添えないことが辛かったからです。

しかし、四年前にあるお客様から他社メーカーのブレスの修理の依頼があり、
この時はお受けさせて頂く事になりました。
なんでも奥様とお揃いのブレスだった様で、奥様は他界されていて、
お揃いのブレスが切れて数粒なくなってしまったけど、
「手放したくないから…」とのご相談でした。
穴の大きさは粒の割に小さく、一般に流通しているゴムでは入りそうにありませんでした。
しかし「もし可能であればどうしても復活させて欲しい」との強い要望でしたので、
葵が半世紀以上の間に培ってきたノウハウによって、最終的には綺麗に修復できました。
するとそのお客様は私達の予想を超えて喜んでくださったのです。

修復でこんなに喜ばれた事がなかったので、私達も本当に嬉しかったのを今でもよく覚えています。
確かに出来ない修復も中にはありますが、
あの時からは、修復でもできるだけお客様の意向に添う事ができる様に、ご対応を頑張らせて頂いてます。

「石を失くなってしまった」あるいは「破損してしまった」
…そんな時に色々とドラマを思い起こすこともあるでしょう。
また、「モノへの愛着」より「流行りへの執着」が目に映りやすい世の中で、
修復を経てまた愛用することがあれば、
それも「人と石の素敵な関わり方」ではないでしょうか?

修復に限らず、石に関することでわからない事がありましたら、
ぜひ 葵にご相談ください。
きっと何らかの解決案が見つかります。

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